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やけどについて

テキストテキスト

熱による皮膚や粘膜の損傷が「やけど(火傷)」です。多くは高温の熱源(液体、金属、炎など)への接触によって起こりますが、50℃前後の低温のものへの長時間の接触でもやけどを起こすことがあります(低温火傷)。また上記の熱源以外にも、電流や化学薬品への接触でやけどを負うこともあります。

熱源への接触がわずかで範囲の狭い軽度のやけどであれば、受傷後に速やかな応急処置を行うことで自然治癒が期待できます。しかし真皮以下にまで及ぶ深いやけどや、広範囲にわたる火傷の場合は入院による大掛かりな治療が必要となることもあります。

軽いやけどであっても、適切な処置を怠ると感染症や後遺症(傷痕のひきつれ、盛り上がりなど)が残り、見た目にも痛々しくなってしまいます。大きなやけどを負った際はもちろん、やけどの傷痕を残したくない場合は、速やかに当クリニックへご相談ください。

やけどの応急処置について

やけどを負った際は、痛みを和らげてやけどの進行を防ぐ必要があります。応急処置として重要なのは患部の冷却ですので、受傷後はすぐに水道水を衣服の上からあてて冷やしてください。氷や保冷剤の使用も効果的ですが、直接皮膚にあてると凍傷を起こす可能性がありますので、タオルなどで包んで患部にあててください。

受傷後の応急処置を適切に行うことで、傷跡や後遺症のリスクを軽減することができます。受診が必要な火傷の場合、自己判断で軟膏や油を塗ると治療に影響が出ることがありますのでご注意ください。

やけどの程度と分類

軽度(1度)

表皮(皮膚の最も外側の層)が損傷している状態です。痛みや皮膚の発赤がみられますが、水ぶくれはできません。受傷後の冷却が適切になされていれば、数週間で治癒することが多く、傷跡もほとんど残りません。

中等度(2度)

表皮と真皮(皮膚の中間層)の一部が損傷した状態です。皮膚に水ぶくれが生じ、ヒリヒリとした痛みを伴います。中等度のやけどは傷の深さによってさらに「浅達性2度」と「深達性2度」に分けられます。

浅達性2度

中等度のやけどのうち、比較的傷が浅い状態を指します。受傷部が薄い赤色になり、強い痛みが生じる傾向にあります。この程度であれば、創傷治療薬や創傷被覆材による治療で後遺症なく治癒が期待できます。

深達性2度

中等度のやけどでも比較的深くまで傷を負っている状態です。痛みを感じる神経も損傷するため、浅達性2度に比べて痛みが弱く、知覚も鈍くなる傾向にあります。このレベルになると治癒までに時間がかかり、後遺症のリスクも上がります。

重度(3度)

表皮と真皮を越えて皮下組織が損傷している場合は、重度のやけどと診断します。痛みを感じる神経も損傷している可能性が高く、中等度までのやけどとは異なり痛みを感じないのが特徴です。治療には時間がかかるほか、広範囲なやけどの場合は皮膚移植などの外科的治療が必要となることもあります。

やけどの治療

やけどの治療では創部の冷却、洗浄、軟膏治療などの保存的療法が基本となります。ひどいやけどでなければ、これらの治療で傷痕なく回復することも多いです。

しかし重度のやけどでは細菌への感染や後遺症のリスクがあるため、入院と外科手術(皮膚移植など)が必要な場合もあります。特に重症のやけどは命に関わることもありますので、専門施設での速やかな治療が必要となります。

※専門的な治療が必要と判断した場合には、適切な医療機関をご紹介させていただきます。

受診の目安について

あくまで目安ではありますが、水ぶくれができるほどのやけどを負った際は医療機関を受診するとよいでしょう。ただし軽度のやけどであっても傷の治りが遅かったり、傷痕の盛り上がりが気になったりする場合にはご遠慮なくご相談ください。

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