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巻き爪とは?

足の爪の両端が内側に大きく湾曲している状態を「巻き爪」と呼びます。これがひどくなると爪が周囲の皮膚に食い込み、炎症を起こして激しい痛みを引き起こすことがあります(陥入爪)。
巻き爪を放置すると炎症が進行してできもの(肉芽腫)ができたり、細菌感染を起こしたりするほか、重症化すると歩行すら困難になります。歩行に影響が出ると足首、膝、腰に負担をかけて、さらなる健康問題を引き起こす可能性があるため、巻き爪は適切に治療することが重要です。
巻き爪の治療
巻き爪(陥入爪)の治療は、保存療法と手術療法から適切なものを選択します。どちらの治療方法が適切かは症状の重症度や個別の状況に応じて判断します。
保存療法
ガター法
ガター法は、食い込みを起こしている爪と皮膚の間に特殊なチューブを挟むことで、爪の食い込みを防ぐ方法です。軽度の巻き爪や陥入爪に有効で、通常の生活への支障もありませんが、重症例では効果が期待できません。
テーピング法
テーピング法は、巻き爪が起きている周辺の皮膚をテープで引き伸ばすことで、痛みを軽減する方法です。簡便な処置であるため、食い込みや炎症が強い場合には他の治療方法を検討する必要があります。