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捻挫・骨折

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捻挫・骨折について

テキストテキスト

捻挫や骨折は、日常生活やスポーツ中に起こる怪我としてはごく一般的なものと言えます。しかし、受傷直後の初期治療を誤ると後遺症として残ることがあるため、ありふれた怪我と軽視すると危険です。例えば、スポーツを行う方であればその後の選手生命に影響が生じることがありますし、高齢者の場合は骨折をきっかけに足腰が弱る可能性もあります。

捻挫と骨折は区別がつきにくいことも多く、誤った対応で症状の悪化や後遺症を招くこともあります。また捻挫や骨折と共に周囲の神経や血管が損傷している可能性もありますので、受傷された際には加古川うおずみクリニックへお早めにご来院ください。

捻挫

捻挫は不自然な外圧が関節にかかり、関節を支える靭帯が損傷した状態のことを指します。転倒時やスポーツ時に起こることが多く、中でも足首の捻挫は比較的よくみられます。捻挫を起こした関節の痛みや腫れ、皮下出血などが主な症状で、靭帯の損傷具合によって症状の程度は異なります。特に症状が強く現れている場合は靭帯が断裂を起こしている可能性がありますので、早めに外科や整形外科を受診してください。

受傷時に適切な処置を行われないと靭帯が伸びたままの状態になることがあります。この状態だと捻挫を再発しやすくなるほか、そのまま悪化すると変形性関節症になり、手術が必要になる可能性もあります。後述する応急処置をしっかりと行い、悪化する前に医療機関の受診をお勧めします。

骨折

骨折は「骨が折れる」と書きますが、ヒビ、欠け、凹みが生じているだけでも骨折に含まれます。主に事故やスポーツ中の怪我などで骨に不自然な外圧がかかることで起こり、打撲や捻挫と並んでよくある怪我の1つです。

骨折すると受傷部の痛みや腫れ、内出血などが起こります。しかし受傷部位によっては捻挫との区別が困難なことも多く、「捻挫だと思っていたら骨折していた」というケースも少なくありません。適切な治療を行わないと正しく治癒せず、後遺症が残ることもあります。捻挫の症状が長引くなど、骨折の疑いがある場合は早めに医療機関を受診するようにしましょう。

外科での対応について

骨折というと整形外科をイメージされるかと思います。事実その通りなのですが、当クリニックでも初期対応は可能です。一次救急処置も可能ですので、予期しない事故や怪我で外傷を伴う骨折(開放骨折)を負った際にはすぐにご相談ください。骨折の初期対応と共に、骨折以外の怪我なども的確に診断いたします。

そのうえで専門的な治療が必要な場合には、適切な医療機関を速やかにご紹介させていただきます。

捻挫や骨折の応急処置―RICE―

捻挫や骨折、打撲、肉離れなどを起こした際は、痛みや腫れなどの緩和と損傷部位の障害を最小限に抑えるための応急処置が重要となります。その場でできる応急処置にはRest(安静)・Icing(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の4つがあり、それらの頭文字を取って「RICE(ライス)」と呼ばれます。

Rest(安静)

受傷部位を動かすと周囲の血管や神経を損傷したり、痛みを増長させたりする危険があります。無理に動かさずに安静を保つようにしてください。サポーターやテーピングで固定するのも効果的です。

Icing(冷却)

受傷部の腫れや痛みは炎症反応によって起こります。これらを緩和するためには患部の冷却が効果的です。ビニール袋やアイスバッグに氷を入れ、タオルの上から患部にあてるとよいでしょう。凍傷を起こす可能性がありますので、これらを直接患部にあてることは避けてください。

 Compression(圧迫)

内出血や腫れを抑えるために患部の圧迫を行います。患部にテーピングパットなどをあて、軽く圧迫気味にテーピングします。圧迫が弱いと効果がありませんが、強すぎると循環・神経障害を起こす可能性もあるので、バランスが重要です。圧迫した先の皮膚に感覚異常があったり、皮膚が蒼白になっていたりする場合は圧迫が強すぎるため、適宜調整してください。

Elevation(挙上)

受傷部位の腫れは血液やリンパ液の貯留によって起こります。そのため受傷部位を心臓よりも高い位置で維持することで、血流を抑制して腫れを抑えることができます。上肢の怪我の場合は三角巾やバンドを使用し、下肢の怪我の場合は枕やクッションを使って拳上するとよいでしょう。

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